エンディングノートは若い人向けにも必要?20代・30代から書く内容と始め方

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親から資産を受け継ぐ日のことを考え始めると、終活やエンディングノートという言葉が視界に入ってきます。ただ、年配の方が書くものという印象が強く、自分に必要なのかどうかは判断しにくいところです。

こんな疑問をお持ちではありませんか
  • 20代や30代でエンディングノートを書く意味が分からない
  • 何を書けばよいのか、項目の具体例を知りたい
  • 書き始めても続かないので、無理のない進め方を身につけたい

エンディングノートに年齢の条件はなく、書ける欄から埋めていけば形になります。連絡先や契約中のサービスを書き出しておけば、もしものときに家族が情報を探し回る負担を減らせます。

反対に、口座や契約の存在が誰にも伝わっていないと、家族は手がかりのないところから調べ始めることになりかねません

当メディアの調査では、両親と相続について「話したことはまったくない」と答えた方が37.7%でした。「話題に出たことはあるが、深く話していない」も28.0%あります。合わせると3人に2人ほどが、家族とお金の話を詰めきれていない計算です。切り出しにくさを感じているのは自分だけではない、という実態がうかがえます(当メディア調査/2026年5月・親がご存命の人300名)。

読み終えるころには、今日のうちに書ける項目と、家族に確かめてから書く項目の区別がついているはずです。

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当メディア『タクソウ(託す相続)』は、PR media株式会社(東京都渋谷区/2018年設立)が運営しています。代表取締役の藤森 何意は、相続の総合的な知識を持つ「相続診断士」の資格を保有。PR mediaは保険代理事業を展開するとともに、不動産の売買・賃貸管理を手がける企業グループに属し、相続対策と関わりの深い不動産・保険分野の実務知見を有しています。

当サイトの記事は、国税庁:相続税・贈与税に関する情報国税庁:統計情報(相続税の申告事績等)裁判所:司法統計法務省 等の公的データと、グループでの不動産・保険業務における実務経験に基づいて作成しています。個別の税務・法律のご判断については、税理士・司法書士等の専門家へのご相談をおすすめしています。

目次

若い人こそエンディングノートを書いたほうがよい理由

若い人がエンディングノートを書いたほうがよい4つの理由を示す見出し画像

エンディングノートとは、もしものときに家族が判断や手続きで必要とする情報や希望を、あらかじめ書き残しておくノートです。

決まった書式はなく、年齢の制限もありません。人生の締めくくりの準備ではなく、今の暮らしを整理する作業として見ていきましょう。

もしものときに家族が困らずに済む

家族が最初に直面するのは、気持ちの整理よりも情報探しです。どこに口座があり、何を契約しているのかが分からないままでは、必要な手続きが前に進みません。家族が探すことになりやすい情報を挙げてみます。

家族が探すことになりやすい情報
  • 銀行や証券会社の口座(通帳のないネット口座を含む)
  • 加入している保険の会社名と、証券番号が分かる書類の置き場所
  • 住宅ローンやクレジットカードの残債
  • 公共料金や通信費の引き落とし口座

全国銀行協会の説明によれば、口座名義人が亡くなった連絡が入ると、その口座の入出金は原則として制限されます。相続の手続きには戸籍などの書類もそろえる必要があり、口座の所在が分からなければ、準備そのものが進みません。

契約先の一覧が1枚あるかどうかで、家族の作業量は大きく変わります。スマートフォンのなかにある情報については、後ほど詳しく取り上げます。

参考:全国銀行協会「預金相続の手続の流れ

参考:国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」

亡くなった後に家族が進める手続きの優先順位と期限は下記の記事にて詳しく解説しています。

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自分の希望を自分の言葉で残せる

医療やお別れの場面では、家族が本人に代わって判断を求められることがあります。手がかりが何もなければ、推測で決めるほかありません。希望が残っている場合とそうでない場合を並べてみます。

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場面希望が残っていない場合希望が書いてある場合
治療の方針家族が推測で判断し、迷いが残りやすい本人の考えを踏まえて医師と相談できる
葬儀の規模短い時間のなかで家族が決めることになる目安があるため選択肢を絞り込める
SNSの扱い方針が定まらず、そのまま残りやすい残すのか消すのかの判断がつく

厚生労働省は、もしものときに望む医療やケアについて前もって考え、家族と繰り返し話し合う取り組みを「人生会議」と呼んで呼びかけています。

希望は暮らしの変化とともに移ろうものなので、書き直す前提で構いません。完成させることより、いったん言葉にしておくことに意味があります。

参考:厚生労働省「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)

これまでとこれからの人生を整理できる

書き出す作業は、加入中の保険や毎月の固定費を見直す機会にもなります。人生について書き出すと、次のようなものが表に出てきます。

書き出すと表に出てくるもの
  • 使わないまま料金が発生しているサブスクリプション
  • 保障の内容をはっきり覚えていない保険
  • 連絡が途絶えたままの友人や恩師
  • これから挑戦したいことの優先順位

法務省と日本司法書士会連合会が共同で作成したエンディングノートも、これからの人生を前向きに過ごすための一助として用意されたものです。自治体が配る様式には、書き直しやすいようページを差し替えられる作りのものもあります。

エンディングノートは整理の記録として気軽に扱ってよい、と考えてください。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

家族と資産や希望を話し合うきっかけになる

自分のエンディングノートを書いていくと、両親はどうしているのだろうという疑問が自然と浮かびます。お金の話は切り出しにくいものですが、自分のノートを見せる形なら入り口をつくれるかもしれません。

言い方を少し変えるだけで、受け取られ方は変わります。

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切り出しにくい言い方言い換えの例
相続ってどうするつもりなの?自分のノートを書いてみたけど、そっちはどうしてる?
実家は誰が継ぐの?この家の名義って、今はどうなっているんだっけ
預金はいくらあるの?口座がどこにあるかだけ、教えてもらってもいい?

金額を尋ねると身構えられやすいものの、所在の確認であれば話が進みやすくなります。自分の情報を先に開いてから相手に尋ねる流れも、抵抗を和らげます。

この視点は、後半で触れる40代の項目にもつながる要素です。

参考:厚生労働省「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートと遺言書の法的効力や役割の違いを示す見出し画像

財産の分け方をノートに書いておけば有効になる、という誤解は少なくありません。項目の話に入る前に、遺言書との役割の違いを整理しておきます。見た目は似ていても、法律上の扱いははっきり分かれています

エンディングノートに法的な効力はない

エンディングノートに書いた内容に、家族が従わなければならない法的な義務は生じません。遺言書との違いを、確認しておきたい項目ごとに並べます。

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項目エンディングノート遺言書
法的な効力ない法律の方式を満たせば効力を持つ
形式の決まり自由。書式に指定はない民法で細かく定められている
書ける内容制限なし。希望や情報を何でも書ける財産の分け方など法律で定められた事項が中心
費用無料の様式から市販品まで幅がある自筆なら無料。公正証書は手数料がかかる
書き直しいつでも自由に直せる方式に沿って作り直す必要がある

遺言は、法律に定められた方式に従わなければ効力が認められません。ノートに分け方の希望を書いても、それだけでは法律上の指定にはなりません

とはいえ、家族が判断するときの手がかりとしては十分に役立ちます(2026年9月時点)。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

遺言書には決められた形式がある

遺言書は、書き方が法律で決まっており、要件を欠くと効力が認められないことがあります。よく使われる2つの方式を比べてみます。

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項目自筆証書遺言公正証書遺言
作成方法全文・日付・氏名を自分で書き、押印する公証人が作成し、証人2人以上が立ち会う
パソコンの使用財産目録のみ可。各ページに署名押印が必要本文は公証人が作成する
費用作成自体は無料財産の価額に応じた手数料がかかる
保管自分で保管。法務局の保管制度も選べる原本は公証役場などで保管される
家庭裁判所の検認必要。法務局の保管制度を使えば不要不要

表にある「検認」とは、家庭裁判所で遺言書の形や内容を確認してもらう手続きのことです。法務局の自筆証書遺言書保管制度を使えばこの検認が不要になり、保管の申請手数料は3,900円と定められています。

書き方そのものの指南や個別の内容についての判断は、司法書士や弁護士が担う領域です。作成を考える段階になったら、専門家に相談する流れをおすすめします(2026年9月時点)。

参考:法務省「自筆証書遺言に関するルールが変わります

参考:法務省「遺言書の様式等についての注意事項

参考:法務省「自筆証書遺言書保管制度について

参考:日本公証人連合会「遺言

財産の分け方を決められるのは遺言書だけ

誰に何を渡すかを法律上はっきり決められるのは、遺言書のほうです。2つの書類は競合するものではなく、受け持つ範囲が違います

ノートと遺言書の受け持ち範囲
  • エンディングノートに書くこと:財産がどこにあるか、契約の一覧、連絡先、医療や葬儀の希望
  • 遺言書で決めること:不動産や預貯金を誰に渡すか、遺言執行者(遺言の内容を実行する役割の人)を誰にするか
  • ノートに添えておくとよい一言:「分け方は遺言書に書いています」と保管場所を記す

在りかを示すのがノート、分け方を指定するのが遺言書、と整理すると混乱しません。ノートに遺言書の存在と保管場所を書いておけば、家族が探す先に迷わずに済みます。

まだ遺言書を作っていない段階でも、ノート側の準備は可能です。

参考:法務省「自筆証書遺言書保管制度について

遺言書がない場合に相続人全員で分け方を決める遺産分割協議は下記の記事にて詳しく解説しています。

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💡 専門家からの補足

遺言書は、日付が「〇月吉日」のように特定できない書き方だと、日付の記載を欠くものとして無効になります(最高裁昭和54年5月31日判決)。

自己流で仕上げてしまうと、方式の不備に気づかないまま残ってしまい、亡くなった後では誰も直せなくなる点が難しいところです。ノートには希望と情報を書き、法的な指定が必要になった段階で専門家に見てもらう、という順序が現実的です。

参考:裁判所「昭和54(オ)83 遺言無効確認

エンディングノートに書いておきたい項目

エンディングノートに書いておきたい8分類の項目を示す見出し画像

ここからは、実際に何を書くのかを見ていきます。全部の欄を埋める必要はありません。書ける欄から手をつければ、それだけでも役に立ちます。まずは全体像を一覧で確認しましょう。

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分類主な項目
自分のこと氏名、生年月日、本籍、勤務先、公的書類の保管場所
人とのつながり連絡してほしい人、友人や職場の関係者
お金のこと預貯金、保険、ローン、クレジットカード
デジタルスマートフォン、SNS、サブスクリプション、ネット口座
医療と介護かかりつけ医、持病、延命治療や臓器提供の考え
見送りのこと葬儀の規模、お墓の希望
大切なものペット、形見として残したい品
気持ち家族や大切な人へのメッセージ

8つの分類のうち、若い方が特に書いておきたいのは、人とのつながり・お金・デジタルの3つです。自分にしか分からない情報が多く、家族が推測で埋められない部分だからです。順番に見ていきます。

自分の基本情報

氏名や生年月日は、家族なら分かると思われがちですが、本籍地や年金の情報まで即答できる方は多くありません。手続きのたびに必要になる情報を、1か所に集めておく欄です。

基本情報として書いておく欄
  • 氏名、生年月日、現住所、本籍地
  • 勤務先の名称と、緊急時の連絡先
  • マイナンバーカードや健康保険の書類をしまっている場所
  • 年金手帳や年金番号が分かる書類の置き場所

番号そのものを書き写すのではなく、書類の保管場所を記す形にすると、紛失時の不安が小さくなります。手続きの入り口でつまずかせないための欄、と考えると書きやすいはずです。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

もしものときに連絡してほしい人のリスト

学生時代の友人や職場の関係者、趣味のつながりは、家族が把握しきれない領域です。スマートフォンが開けなければ、誰に知らせればよいのかも分かりません。次のような形でまとめておくと使いやすくなります。

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関係名前連絡手段知らせてほしいタイミング
大学の友人〇〇 〇〇電話またはSNSすぐに
職場〇〇部 〇〇会社の代表電話すぐに
趣味の仲間〇〇サークル 〇〇グループチャット落ち着いてから

全員を網羅する必要はなく、知らせてほしい相手だけで十分です。タイミングの欄があると、家族が連絡の順序を組み立てやすくなります。年に一度見直せば、内容の鮮度も保てます。

預貯金や保険などお金に関すること

家族が見つけにくいのは、通帳のない口座やネットだけで完結している契約です。金額まで書き込まなくても、どこにあるかが分かれば手続きは進みます。書き出す項目を挙げます。

お金の欄で書き出す項目
  • 取引のある銀行名と支店名(残高までは書かなくてよい)
  • 証券会社の口座と、ネット専業かどうか
  • 生命保険や医療保険の保険会社名
  • 住宅ローンや奨学金などの借入
  • クレジットカードの発行会社
  • 貸金庫やレンタル収納を使っている場合はその場所

借入やカードの残債といったマイナスの情報も、家族が知っておきたい部分です。国税庁の説明では、相続税を計算するとき、借入金などの債務は遺産の総額から差し引くこととされています。

つまり、プラスの財産と一緒にマイナスの情報もそろっていないと、全体像がつかめない仕組みになっています。

参考:国税庁「No.4126 相続財産から控除できる債務

スマホやSNSなどのデジタル情報

スマートフォンが開けないと、契約の存在そのものにたどり着けません。ネットだけで完結する契約は、手元に紙の書類が残らないためです。デジタルの欄に書いておきたい内容を整理します。

デジタルの欄に書いておきたい内容
  • スマートフォンやパソコンのロックを解除する手がかり
  • ネット銀行やネット証券を使っているかどうか
  • 契約中のサブスクリプションのサービス名
  • SNSアカウントを残すか消すかの希望
  • パスワード管理アプリを使っている場合はその存在

国民生活センターには、解約したいのに契約先が分からないという相談が届いています。ネット上の契約は紙の書類が届かないことも多く、サービス名の一覧があるだけで対応が進みやすくなります

なお、IDやパスワードは第三者に知られないよう管理するのが前提です。他人の端末やアカウントに無断でアクセスすることは認められていません

参考:国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」

医療や介護についての希望

判断が必要な場面で、家族が迷わずに済むよう、本人の考えを言葉にしておく欄です。書いた内容はあくまで希望であり、家族を縛るものではありません

医療や介護の欄で書いておくこと
  • かかりつけ医の名前と連絡先
  • 持病やアレルギー、飲んでいる薬
  • 延命のための治療についての考え
  • 介護が必要になったとき、どこで過ごしたいか
  • 臓器提供の意思

臓器提供の意思はマイナンバーカードや運転免許証の意思表示欄、インターネットでの登録、意思表示カードのいずれでも示せます。ノートに書いておけば、家族が本人の考えを確認しやすくなります。

気持ちが変われば、そのつど書き直して差し支えありません

参考:厚生労働省「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)

参考:日本臓器移植ネットワーク「意思表示の方法

葬儀やお墓についての希望

葬儀は準備の時間がとりにくいうえ、費用の判断も同時に求められます。国民生活センターには、料金に関する相談が今も多く寄せられています

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書く欄書き方の例
規模の希望家族と親しい友人だけで見送ってほしい
宗派や様式実家の宗派に合わせる/こだわらない
呼んでほしい人連絡先リストに印をつけておく
お墓の希望実家のお墓に入る/別の形を考えている
費用の考え方見積書を複数取ってから決めてほしい

金額の目安まで決めきる必要はなく、規模や形式、宗派といった葬儀の方向性だけでも助けになります

葬儀社との打ち合わせでは見積書を必ず受け取って、内容を確認しましょう。その旨をノートに書いておけば、家族が落ち着いて比べられます。

参考:国民生活センター「依然として多い葬儀サービスの料金トラブル

参考:国民生活センター「墓・葬儀サービス

ペットや思い出の品について

動物の愛護及び管理に関する法律では、飼い主に対して、動物をその命を終えるまで飼うよう努めることが定められています。これを「終生飼養」と呼びます。

飼い主自身に何かあった場合に備え、世話を引き継ぐ相手を考えておく欄だと考えてください。以下は記入例です。

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記入欄内容の例
名前と種類〇〇(雑種・オス・7歳)
かかりつけ動物病院〇〇動物病院/電話番号
持病と食事皮膚が弱い/朝夕に療法食
引き取りのお願い先姉に相談済み。難しければ〇〇さんへ
形見として残したい品祖母から譲り受けた指輪は妹へ

ペットや思い出品の引き取り先となっている相手には、事前にお話ししておくのが無難です。思い出の品は金額ではなく、誰に渡したいかを書くほうが家族に伝わります。

ただし、渡す相手を法的に指定したい場合は遺言書の領域になる点に注意しましょう。

参考:環境省「動物愛護法

参考:環境省「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ

参考:環境省「動物たちの命を守るために今、私たちができること

家族や大切な人へのメッセージ

手続きには関係しないものの、家族にとって長く残るのがこの欄です。長い文章である必要はなく、思いついたときに数行を書き足す形で構いません。書きやすい切り口を挙げます。

メッセージの書きやすい切り口
  • 感謝を伝えたい相手と、その理由
  • 面と向かっては言いそびれてきたこと
  • これからの家族に望んでいること
  • 好きだった場所や音楽など、思い出してほしいもの

言葉が浮かばなければ、空欄のままにしておいても問題ありません。ほかの欄を埋めていくうちに、書きたいことが見えてくる場合もあります。気負わずに残しておける欄です。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

💡 専門家からの補足

項目のなかで判断に迷いやすいのが、口座番号やパスワードを書き込むかどうかです。国民生活センターは、紙に書いた部分を修正テープで隠しておく方法を紹介しています。必要になったときに削れば確認でき、普段は目に触れません。

ノート本体には金融機関名までを書き、番号は別の方法で管理するという線引きを最初に決めておけば、後から書き直す手間が減ります。

20代・30代・40代で書いておきたいことは変わる

20代30代40代で書いておきたい内容が変わることを示す見出し画像

同じノートでも、暮らしの状況が変われば優先して書く欄も変わります。ここでは年代ごとの目安を紹介しますが、区切りはあくまで参考です。自分の状況に近いところから読んでみてください。

20代は身のまわりの情報から書き始める

20代は、財産の欄から入ると、書けることが少なくて手が止まりがちです。今答えられる情報から埋めるほうが続きます。書き出しやすい項目は次のとおりです。

20代が書き出しやすい項目
  • 一人暮らしの部屋の契約先と、保証人になってもらった人
  • 奨学金の返済状況
  • 学生時代の友人など、家族が知らない人の連絡先
  • スマートフォンで契約しているサービスの名前

就職や一人暮らしを機に、自身の名義になっている契約は思いのほか増えています。4つのうち3つでも埋まっていれば、ノートとしては十分に動き出しています。

残りは思い出したときに足していけば構いません。

参考:国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」

30代は結婚や出産などの節目で書き足す

30代は、家族が増えたり住まいを買ったりして、守るものが増えていく時期です。書く内容も、自分の情報から家族に関わる情報へと広がります。節目ごとの目安をまとめます。

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ライフイベント書き足したいこと
結婚配偶者の連絡先、双方の親族の情報
出産子どもに関する希望、学資の準備状況
住宅の購入住宅ローンの契約先、団体信用生命保険の加入状況
転職前職の企業年金や退職金の扱い

表にある団体信用生命保険とは、住宅ローンを組むときに加入する保険です。返済中に万一のことがあれば、ローンの残りが保険で支払われます。

加入の有無によって、家族に残る負担は変わります。節目のたびに書き足す形にすれば、まとめて見直す手間も生じません。どの保険商品が向いているかの判断は、資格を持つ担当者に確認してください。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

参考:厚生労働省「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)

40代は親の介護や実家のことも視野に入る

40代は、自分の欄を埋め終えると、次に両親の資産と実家が気になってくる時期です。ここは自分だけでは書けない領域で、確認しないと空欄のまま残ります。当メディアが実施したアンケートの数字から、実際の把握状況を見てみましょう。

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実家の資産価値をどの程度知っているか回答の割合
まったく知らない53.7%
ほとんど知らない24.0%
だいたい把握している19.0%
正確に把握している3.3%

両親が持ち家の方に、実家が今いくらで売れるのかを尋ねた結果です。「まったく知らない」「ほとんど知らない」と答えた方が、合わせて8割近くを占めました。同じ調査で、実家の今後について家族と「話したことはない」と答えた方が52.0%です(当メディア調査/2026年6月・親が持ち家の人300名)。

価値も方針も分からないまま時間が過ぎている家庭が少なくない状況が見えてきます。

相続した不動産については、2024年4月から登記の申請が義務化されました。取得を知った日から3年以内の申請が求められ、正当な理由なく行わない場合は10万円以下の過料の対象になります。

過料とは、刑罰ではなく行政上のペナルティにあたるものです。将来必ず関わってくる手続きなので、実家の名義を確認しておくと、家族での話し合いが具体的になります(2026年9月時点)。

参考:法務省「相続登記の申請義務化特設ページ

相続登記をはじめ、手続きを自分で進められるかの判断は下記の記事にて詳しく解説しています。

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💡 専門家からの補足

親御さんに実家の話を切り出すとき、売却を前提にした聞き方をすると身構えられるかもしれません。名義がどうなっているか、固定資産税の通知がどこに届いているか。こうした事実の確認から入ると、会話が続きやすくなります。

自分のノートを先に見せてから尋ねる流れも、相手の警戒心を和らげる助けになります。

エンディングノートはどこで手に入る?

市販ノートや無料テンプレートなどエンディングノートの入手方法を示す見出し画像

エンディングノートは、書店や100円ショップのほか、無料で公開されている様式でも用意できます。それぞれ向いている方が異なるため、入手先ごとの特徴を確認しておきましょう。紙とデジタルの違いにも触れていきます。

市販のノートを買う(書店・文具店・100円ショップ)

項目があらかじめ並んでいるため、何を書けばよいか分からない方に向いています。書店や文具店のほか、100円ショップでも取り扱いがあります。向き不向きは以下のとおりです。

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観点内容
向いている方項目に沿って順に進めたい方、紙に書くほうが落ち着く方
向かない場合必要な欄だけ書きたい方、頻繁に書き直したい方
選ぶときの視点書きたい項目がそろっているか、記入欄の広さ、持ち歩くかどうか
注意したい点店舗によって取り扱いが異なる

デザインで選んでも構いません。手に取りやすい表紙のほうが、開く回数は増えます。中身の項目数が多いものほど埋まらない欄も増えるため、書きたい範囲に合うものを選ぶと続けやすくなります(2026年9月時点)。

無料のテンプレートをダウンロードする

費用をかけずに始めたい方には、無料で公開されている様式が向いています。法務省と日本司法書士会連合会が共同で作成したものは、PDFで公開されています。特徴を整理しました。

無料テンプレートの特徴
  • 相続や遺言、後見の説明が平易な言葉でまとまっている
  • 印刷して手書きする使い方と、パソコンで入力する使い方を選べる
  • 気に入らなければ別の様式に乗り換えやすい
  • 費用がかからないため、試し書きに向いている

印刷した紙は、保管場所を決めておかないと行方が分からなくなるため要注意です。パソコンで作る場合も、ファイルの置き場所を家族が知らなければ同じことが起こります。

入手のしやすさと引き換えに、保管の工夫が必要になる点に注意しましょう。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

自治体が配布しているものを受け取る

市区町村が独自のエンディングノートを作り、窓口での配布やPDFの公開を行っている場合があります。地域の相談窓口の情報が載っていることも多く、いざというときに役立ちます。探し方をまとめました。

自治体の様式の探し方
  • お住まいの市区町村の公式サイトで「エンディングノート」「終活ノート」と検索する
  • 高齢福祉の担当課や地域包括支援センターのページを確認する
  • 窓口で配布しているか、PDFで公開しているかを調べる
  • 法務局が配布している様式も選択肢に入れる

実施の有無や配布方法は自治体によって異なるため、お住まいの市区町村で確認してください。静岡市のように、書き直しやすいようページを差し替えられる作りの様式もあります。

地域の窓口が載っている点は、市販品にはない利点です(2026年9月時点)。

アプリやWebサービスを使う

スマートフォンで少しずつ書き足したい方には、アプリやWebサービスという選択肢もあります。紙とどちらが向いているかは、使い方によって変わります

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観点紙のノートアプリやWebサービス
書き足しやすさ手元にないと書けない思いついたときに入力できる
修正のしやすさ書き直しに手間がかかる何度でも直せる
家族の見つけやすさ置き場所を伝えれば見つかる存在を知らせないと気づかれにくい
情報の管理紛失や盗難に注意が必要預ける情報の範囲を検討する必要がある

重要な情報をどこまで預けるかは、慎重に判断しなければなりません。サービスの提供が終了する可能性もあるため、大事な部分は紙にも残しておくと安心感が違います。

参考:国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」

自分でノートやパソコンにつくる

市販の様式がしっくりこない場合は、必要な項目だけを自分でまとめる方法もあります。書式に決まりはないため、手持ちのノートや文書ファイルで足ります。最低限そろえたい項目をまとめました。

自分でつくるとき最低限そろえたい項目
  • 連絡してほしい人の一覧
  • 口座と契約先の一覧
  • 医療や介護についての希望
  • このノート自体の保管場所を書いたメモ

無料で公開されている様式の目次を眺めて、必要な欄だけ書き写すやり方が手早いです。体裁よりも、家族が見つけて読めるかどうかが大切です

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

💡 専門家からの補足

入手先で迷ったら、無料の様式を1つ印刷して数日書いてみるのがおすすめです。自分に必要な項目が見えてきやすいからです。

市販品を先に買うと、使わない欄の多さで気持ちが重くなることがあります。試してから買い替える順序のほうが、結果として書き上がりやすくなります。

エンディングノートを書くときのポイント

エンディングノートを無理なく書き続けるための4つのポイントを示す見出し画像

書き始めても続かない、というのはよくあることです。完璧に仕上げようとせず、途中の状態でも役に立つと考えると気楽に取り組めます。ここでは、無理なく進めるための工夫を4つ紹介します。

全部の項目を埋めようとしない

市販の様式にも自治体の様式にも、自分には当てはまらない欄が含まれています。空欄があっても、書かれた部分は問題なく機能します。最初に埋めるとよい欄は、以下のとおりです。

最初に埋めるとよい3つの欄
  • 連絡してほしい人の一覧
  • 取引のある金融機関と契約中のサービス
  • このノートの保管場所を家族の誰に伝えるか

この3つが埋まっていれば、家族が困る場面はかなり減ります。残りの欄は、時間の余裕があるときに少しずつ足していけば十分です。

誕生日や年末など見直すタイミングを決めておく

家族構成も契約内容も、時間が経てば変わります。書きっぱなしにすると、かえって古い情報に振り回されかねません。思い出しやすい日に結びつけておきましょう。

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見直すきっかけ確認したいこと
誕生日連絡先の変更、加入している保険
年末1年で増えたサブスクリプションや口座
引っ越し住所、賃貸の契約先、保管場所
結婚や出産家族の情報、希望の書き直し
保険の更新保障の内容と受取人

エンディングノートは、一度決めて終わりにせず繰り返し話し合うことを前提としたものです。年に一度開くだけでも、情報の古さはかなり防げます

見直した日付を書き込む欄を作っておくと、更新の履歴が分かります。

保管場所を決めて家族の誰かに伝えておく

書いた事実と置き場所が伝わっていなければ、ノートは使われません。伝える際は、中身まで見せる必要はなく、ここにあると伝えるだけで足ります。保管の考え方は次のとおりです。

保管するときの考え方
  • 保管場所は1か所に決め、あちこちに分けない
  • 伝える相手をあらかじめ決めておく
  • 金庫の奥など、家族が開けられない場所は避ける
  • パスワードや暗証番号は本体に書かず、別の方法で管理する
  • データで作った場合は、保存先とバックアップの有無を伝える

なお、法務局が預かるのは遺言書であり、エンディングノートは保管制度の対象外です(2026年9月時点)。

参考:法務省「自筆証書遺言書保管制度について

家族と話しながら書くと進めやすい

一人で向き合うより、家族と話しながらのほうが手が動きます。相手の情報も同時に整理できるのが利点です。話しやすい場面を挙げます。

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場面切り出し方の例
帰省や年末年始書いてみたんだけど、ここだけ空欄なんだよね
保険の更新うちの保障の内容、ちゃんと把握してる?
引っ越しの前後書類の置き場所、どこにしておく?
ニュースで相続が話題になったときあれって、うちだとどうなるんだろう

生活の出来事に結びつけると、改まった空気にならずに話せます。相手の答えをその場でノートに書き込めば、話した内容も残ります。

会話のきっかけとして使うほど、ノートの価値は上がっていきます

💡 専門家からの補足

見直しの習慣が続かない方は、更新の作業を1つに絞ると負担が軽くなります。例えば年末は契約中のサービスの確認だけ、誕生日は連絡先の確認だけ、と決めておく形です。

全部を点検しようとすると腰が重くなり、結果として何年もエンディングノートを更新しない状態になりがちです。そうならないためにも、一度の更新を軽くする工夫はしたほうがよいでしょう。

エンディングノートの財産のことで迷ったらPR mediaへ無料相談

エンディングノートの財産のことで迷ったらPR mediaへ無料相談できることを示す見出し画像

書き進めるうちに、自分では埋められない欄が出てきます。実家の家や土地にどれくらいの価値があるのかは、その代表です。ここでは、資産の中身を一緒に整理する相談先をご紹介します。

親御さんが持ち家の方に、実家の今後に向けて実際に行ったことを尋ねたところ、「特に何もしていない」という回答が79.3%を占めました。不動産会社に査定を依頼した方は2.0%、税理士やファイナンシャルプランナーに相談した方は3.7%にとどまります。気になってはいても行動に移せていない方が多い傾向が読み取れます(当メディア調査/2026年6月・親が持ち家の人300名)。

裏を返せば、すぐに資産の棚卸しに着手すれば、同じ世代のなかでは先を歩けることになります。PR mediaでは、相続を入口に、ご家庭の資産を一緒に整理する無料相談を用意しています。対応できる範囲は次のとおりです。

スクロールできます
相談できること内容
不動産の評価実家の家や土地が、今どのくらいの価値なのかの確認
不動産の活用と売却住まない実家をどうするかの検討、リースバック(売却後も住み続ける方法)や空き家買取
生命保険受取人の指定を含めた、資産の渡し方の整理
生前贈与渡す時期や方法を含めた全体の見取り図づくり
相談料無料。全国に対応

PR mediaはグループとして不動産と保険の両面を扱っており、窓口を分けずに相談できる点が特徴です。エンディングノートには書ききれない資産の中身まで、一度に見渡せます

押し売りはせず、ご家庭の状況を整理する場としてご利用ください。個別の相続税の計算は税理士、遺言書の作成は司法書士や弁護士が担う領域にあたるため、必要に応じて専門家と連携します。

いきなり面談を求めることはありません。1分で終わるアンケートに答えていただくところから、気軽に始められます

💡 専門家からの補足

相談の前に、財産のおおまかな内訳をメモしておくと話が早く進みます。実家の所在地、取引のある金融機関、加入している保険。この3点が分かるだけで、確認できる範囲は大きく広がります。

金額が正確でなくても差し支えありません。

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エンディングノートに関するよくある質問

エンディングノートに関するよくある質問をまとめた見出し画像

最後に、エンディングノートについて寄せられることの多い疑問にお答えします。書き始める前の細かな不安を、ここで解消していきましょう。

エンディングノートはダイソー等の100円ショップでも買うことができますか?

購入できます。100円ショップでもエンディングノートが販売されており、公式のオンラインストアでも取り扱いを確認できます(2026年9月時点)。

  • 基本情報、銀行口座、保険、医療、葬儀などの欄がまとまっている
  • 取り扱いは店舗によって異なるため、店頭または公式サイトで確認する
  • 項目が絞られているぶん、気軽に始めたい方に向く

書きたい欄が足りないと感じたら、後から別の様式に移っても構いません。

エンディングノートは独身でも書いたほうがよいですか?

独身の方にも役立ちます。同居している家族がいない場合、契約や口座の存在を知る人がいないためです。

  • 部屋の契約先や保証人の情報が、周囲に伝わっていないことが多い
  • 財産を受け継ぐ人(法定相続人)の範囲は民法で決まっており、身近な人が手続きするとは限らない
  • 連絡してほしい相手を書いておくと、知らせる順序が分かる

誰に何を知らせてほしいかを書くだけでも、周囲の負担は変わります。

エンディングノートの記入例や見本はどこで見られますか?

無料で公開されているPDFで確認できます。法務省と日本司法書士会連合会が作成した様式や、自治体が公開している様式が代表的です。

  • 実際の記入欄をそのまま確認できる
  • 印刷して書き込めるため、試し書きに使える
  • 見本を見てから、市販品を買うかどうかを判断できる

複数の様式を見比べると、自分に必要な項目がはっきりします。

書いた内容を家族に見られたくない場合はどうすればよいですか?

情報を分けて保管する方法があります。すべてを1冊にまとめず、見られてよい情報とそうでない情報を切り分けます

  • 連絡先や契約先など、共有したい情報だけを本体に書く
  • パスワードは書かず、家族だけが分かる合言葉や保管場所を記す
  • 内容を伏せたまま法的な効力を持たせたい場合は、遺言書を検討する

公正証書遺言であれば秘密を守りながら作成でき、原本も公証役場などで保管されます。

参考:法務省・日本司法書士会連合会「エンディングノート〜あなたに届け、わたしの想い〜

参考:国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」

参考:日本公証人連合会「遺言

まとめ:エンディングノートは若いうちから、書けるところと資産の棚卸しを

エンディングノートは若いうちから書けるところと資産の棚卸しをというまとめの見出し画像

エンディングノートは年齢に関係なく始められ、書ける欄から埋めるだけでも家族の助けになります。ここまでの内容を振り返っておきましょう。

押さえておきたい4点
  • 若いうちに書いても早すぎることはなく、契約や連絡先の欄から始められる
  • 全部の項目を埋める必要はなく、空欄があっても機能する
  • 法的な効力はないため、財産の分け方を決めたい場合は遺言書が必要になる
  • 書き進めると、実家や親の資産など自分では埋められない欄が出てくる

4点のうち、多くの方がつまずくのは最後の項目です。実家の価値や今後の方針は、家族に確認しなければ空欄のまま残ります

一人で抱え込まず、資産の中身を一緒に整理できる相手を頼るという選択肢も持っておいてください。

PR mediaでは、1分ほどで終わるアンケートへの回答から相談を受け付けています。この時点で方針を決める必要はありません。空欄が残ったノートを手元に置いたまま、気になっている部分だけを話していただく形で構いません。

なお、本記事の制度に関する情報は2026年9月時点のものです。取り扱いは変わる可能性があるため、実際に判断される際は最新の情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

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PRmedia相続編集部は、相続に関する手続きや資産整理、不動産・生命保険・税金などの基礎知識を、初めての方にもわかりやすく発信する編集部です。

PR media株式会社では、代表取締役の藤森 何意と編集部員が、一般社団法人 相続診断協会認定の「相続診断士」資格を保有しています。

PR media株式会社を中心に、不動産投資・生命保険・賃貸管理・売買仲介に関わるグループ各社の知見も参考にしながら、「何から始めればよいかわからない」「誰に相談すべきかわからない」といった相続前後の悩みに寄り添う情報提供を行っています。

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